毒研究所 どくけん!

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アニサキスの予防方法!

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今流行りのアニサキスとは

 

アニサキスとは寄生虫の一種です。

 

幼虫は長さ2~3cmで見た目は白いタコ糸のようなものです。

 

青魚やイカなどの魚介類の内臓に寄生します。

 

しかし魚介類が死ぬと内臓にいたものが身の方に移動してしまうんです。

 

 

症状は

主に食後数時間から24時間以内にみぞおちの痛み、胸のむかつき、嘔吐をおこします。

 

まれに数日経ってから症状が現れる場合もあるのでアニサキスの疑いがある場合はすぐに病院に行きましょう。

 

 

 

有名な芸能人の方も食中毒になって苦しんだアニサキス、やっぱり怖いですよね。

 

でもその中でも、刺身食べたい!寿司食べたい!って方はいると思います。

 

 

ではその予防方法とは!

 

 

 

予防方法

 

簡単です。

加熱や冷凍をするだけです!

 

詳しく申しますと、

加熱では60度で1分、70度以上で瞬時に死滅します。

冷凍では-20度で24時間以上冷凍すれば感染しなくなるとの事です。

 

 

他に気を付けるのは、なるべく新鮮なものを買う事と、内臓を速やかに取り除くことです。

 

内臓は食べない方がいいでしょう。

 

 

殺菌作用があると言われている酢やわさびなどはつけても予防にはなりませんので気を付けましょう。

 

 

 

 

まとめ

新鮮なものを買い、内臓を取り除き、加熱か冷凍!

飲食店や鮮魚店でも予防は行われていると思うので大手飲食店で出されたものは大方大丈夫だと思われます。

アジサイの毒性について!

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アジサイとは

 

 

バラユキノシタアジサイ属の植物である。

 

日本原産の物でも100種類以上あると言われている。

 

落葉低木で高さ1~2メートル。

 

6~7月に花を咲かせる。

 

 

 

毒性は

実はアジサイの毒性についてはまだ解明されていないんです。

 

 

 

症状は

症状は食後30~40分で現れると言われています。

 

主に嘔吐やめまい、顔面紅潮が起こります。

 

まとめ

死に至るほどの毒性はありませんが、刺身のツマに使用されていたりしても口にしないようにしましょう。

 

 

トリカブトの致死量や症状について解説!

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トリカブトとは

 

トリカブトとはキンポウゲ目キンポウゲ科トリカブト属の総称である。

 

茎の長さは1m前後、種類が多い事で有名。

 

花色は紫色が多いが、まれに薄い黄色や白色がある

 

有毒アルカロイドのアコニチン系のアルカロイド保有する。

 

 

致死量は

 

 

致死量はおおよそ0.2~1gだと言われています。

 

 

症状は

症状は食後10~20秒で発症することが多いです。

唇や舌のしびれから始まり、手足のしびれ、腹痛、下痢や嘔吐、不整脈、血圧低下をおこして最悪の場合数十秒で呼吸不全になり死に至る事もあります。

 

 

 

発生事例

トリカブトの発生事例で特に多いのが他の植物と間違えて摂取してしまうという事です。

 

 

この画像はニリンソウという花です。

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葉に注目してください。

 

 

こちらはトリカブトの写真です。

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お気付きになられましたか?

 

葉っぱがとても似ていますよね。

 

画像では花が咲いていたので違うと分かりますが花が咲いていなかったら区別がつきにくいですよね。

 

画像はありませんがもう一つモミジガサという植物がトリカブトと酷似しているのでそれも覚えておいていたほうが良いと思います。

 

 

 

まとめ

もし山菜取りに出かける際はニリンソウやモミジガサと間違えないようにしましょう。

トリカブトの症状は重篤になりやすいので気を付けましょう。

 

 

 

 

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