毒研究所 どくけん!

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毒は英語で訳すと3つの単語がある

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毒は英語で?

毒は英語に訳すと3つの単語があるんです。

それぞれ意味が異なりますので一つずつご紹介します。

 

 

ベノム(venom)

一つ目はベノムです。あまり聞きなれない言葉ですね。

ギリシャ神話に出てきそうです。

 

意味は動物由来で主に毒ヘビやサソリ、蜂などのようにどくを分泌する器官(毒線)があり、そこから分泌される毒液を指す言葉だそうです。

 

 

 

トキシン(toxin)

2つ目はトキシンです。あの名探偵コナンが小さくなってしまった原因の薬の名前にもトキシンと付きますね。

 

意味は動植物や微生物などの生物由来のものを言うそうです。
語源はギリシャ語で矢毒のことをトキシコン・ファルマコンと呼んだことによるもの。

 

 

 

ポイズン(poison)

3つ目はポイズンです。これは聞いたことありますね。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~

 

意味は動植物や微生物などの生物由来のものや化学合成された毒をすべて含めた総称である。
由来は、どくを飲むという意味のラテン語からだそうです。

 

 

 

 

 

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図のようにあらわす範囲が違うという事ですね。

大きく毒についてを表すときはポイズンでOKです。

 

 

 

6つある毒の種類一覧

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毒の種類

毒の種類は大きく分けて6つあります。

1つずつご紹介します。

 

 

 

 

実質毒

吸収後、諸臓器の細胞を冒し、その器官を変性させる


※きのこ毒のファロイジン 黄リン ヒ素化合物 鉛化合物など

 

腐食毒

接触した局部の細胞に作用し凝固や崩壊、壊疽を起こす


※硫酸 硝酸 石炭酸などの腐食性酸類
 水酸化ナトリウムなどの強アルカリ
 水銀 亜鉛 銅 銀などの塩類など

 

血液毒

ヘモグロビン結合体を作るなどし血液を害を与える


一酸化炭素など

 

発癌毒

発癌させるイニシエーターと、癌化したものを進行させるプロモーターがある


アフラトキシンB1など

 

神経毒

吸収後、主に神経系を冒す


メタノール エタノール クロロホルム モルヒネ ストリキニーネ テトロトドキシン アトロビン コカイン ニコチン ジギタリス 麦角 睡眠剤 麻酔剤 アコニチン サリン パラチオンなど

 

遅延毒

服用した母体には影響を与えず、生まれる子供に影響する


サリドマイドなど

 

 

 

 

 

以上です!覚えていると何かの役に立つかもしれませんね

 

 

このサイトはあくまでも身を守るために知っておいてほしい情報を掲載しています。
毒の悪用を容認するものではありません。