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トリカブトの致死量や症状について解説!

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トリカブトとは

 

トリカブトとはキンポウゲ目キンポウゲ科トリカブト属の総称である。

 

茎の長さは1m前後、種類が多い事で有名。

 

花色は紫色が多いが、まれに薄い黄色や白色がある

 

有毒アルカロイドのアコニチン系のアルカロイド保有する。

 

 

致死量は

 

 

致死量はおおよそ0.2~1gだと言われています。

 

 

症状は

症状は食後10~20秒で発症することが多いです。

唇や舌のしびれから始まり、手足のしびれ、腹痛、下痢や嘔吐、不整脈、血圧低下をおこして最悪の場合数十秒で呼吸不全になり死に至る事もあります。

 

 

 

発生事例

トリカブトの発生事例で特に多いのが他の植物と間違えて摂取してしまうという事です。

 

 

この画像はニリンソウという花です。

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葉に注目してください。

 

 

こちらはトリカブトの写真です。

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お気付きになられましたか?

 

葉っぱがとても似ていますよね。

 

画像では花が咲いていたので違うと分かりますが花が咲いていなかったら区別がつきにくいですよね。

 

画像はありませんがもう一つモミジガサという植物がトリカブトと酷似しているのでそれも覚えておいていたほうが良いと思います。

 

 

 

まとめ

もし山菜取りに出かける際はニリンソウやモミジガサと間違えないようにしましょう。

トリカブトの症状は重篤になりやすいので気を付けましょう。

 

 

 

 

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